クラリスロマイシンは犬や猫が飲ませてもいい?

クラリスロマイシンは犬に処方される?

クラリスロマイシンは抗生物質の一種なので、もしも人間が処方されるとしたら感染症治療目的であるのがほとんどです。犬に処方されるケースもほとんど同じ状況だと考えてよいでしょう。しかし、犬は人間よりも体が小さいですから、同じ薬を飲んだとしても負担はきつくなります。「犬が感染症にかかったから、自分用のクラリスロマイシンをあげよう」と気楽に与えてしまうのは危険です。一旦動物病院で診察を受けて獣医の指示を仰ぎ適切な量を与えるようにしたいところです。犬の場合はどんな状況でクラリスロマイシンを出してもらえるのでしょうか?

 

更には、特に感染症にかかっているわけでもないのに犬がクラリスロマイシンを飲んでしまうケースがあります。それは飼い主用のものを誤って飲み込んでしまうという状況です。そんな誤飲への対策も併せてお教えします。

 

クラリスロマイシンの効果は?

クラリスロマイシンは抗生物質(抗菌薬)に分類される薬です。使用目的は人間や犬の体に害のある菌を殺菌するのですが、どのようにして行っているのでしょうか?

 

細菌は1つの細胞で成り立っているのですが、これが細胞分裂して増殖することで人間や犬の体に害を与えます。抗生物質は細菌だけを狙い撃ちにして、細胞の分裂を防ぎます。分裂できなければ少しづつ最近は減っていき、やがて殺菌することが可能です。

 

クラリスロマイシンは細菌の増殖を防ぎ、殺菌を行います。

 

クラリスロマイシンはどんな時に犬に処方されるの?


クラリスロマイシンを処方される理由は基本的に人間の場合と一緒です。有害な菌を体内から殺菌するのが目的です。

 

犬に処方されるケースはおおまかですが、以下のようなものがあります。

 

フィラリア

フィラリアとは寄生虫、つまり虫ですから殺菌目的の薬とは一見関係なさそうな気がします。ですが、フィラリアの幼虫は抗生物質を苦手としています。

 

殺菌目的とは違いますが、犬猫の体内にいるフィラリアの幼虫を駆除する目的で昔から抗生物質が利用されています。

 

下痢

「下痢程度で抗生物質を飲むなんて大げさな」と思われるかもしれません。しかし、犬はとても胃腸が丈夫ですから、人間と違い少しお腹の調子が悪かったところで下痢をしたりしません。胃酸も強いですから回復も早いのです。

 

それなのに下痢をしてしまうというのは、腸炎などで胃腸の環境が悪くなっていると考えられます。そうなると抗生物質を利用して悪い細菌を駆除して環境を整える治療が必要になってきます。

 

皮膚炎

本当であれば皮膚炎に一番効くのは患部に直接作用できる塗り薬です。ですが犬の場合はちょっと勝手が違ってきます。

 

ベタベタする塗り薬を嫌がって舐めとってしまったり、かいてしまって皮膚炎をより悪化させてしまう可能性だってあります。その為飲み薬である抗生物質を利用するという対策がとられたりします。

 

クラリスロマイシンを誤って飲み込んだ際の対処は?


犬に処方されて飲ませてあげる状況はありますが、薬である以上副作用は避けられません。

 

治療目的であればある程度仕方ないですが、飼い主用のクラリスロマイシンをうっかり飲み込んでしまった場合には一刻も早く吐き出させましょう。

 

濃い塩水を作って吐かせる

塩であればどのご家庭にもあると思います。溶かせるだけ溶かしていわゆる飽和食塩水を作って飲ませて下さい。

 

飲ませる量の目安は、

 

小型犬(体重5キロ)なら10cc
大型犬(体重30キロ)なら60cc

 

位です。

 

オキシドールで吐かせる

もしオキシドールがあるようであれば使ってください。

 

小型犬(体重5キロ)なら1cc
大型犬(体重30キロ)なら6cc

ほど飲ませればよいでしょう。

 

塩水と違ってそのまま飲ませればよい上に量も少ないので迅速な処置が行えます。

 

 

上手く吐き出してくれたとしても必ず病院には行ってください。応急処置はあくまで応急処置ですから、既に飲み込んだクラリスロマイシンは体内に吸収され始めています。

 

また、普段から保管・服用場所に気をつけて誤飲自体が発生しないように心がけましょう。

 

クラリスロマイシンとはこんな薬


クラリスロマイシンは抗生物質の一種です。そのためこれを含んだ薬には、病原細菌のたんぱく質合成を阻害することによる抗菌作用を期待することができます。病原菌に感染することでかかる病気には様々な種類がありますが、クラリスロマイシンは風邪や気管支炎と言った、比較的、多くの人がかかりやすい病気に対しては勿論のこと、中耳炎や皮膚感染症、尿道炎、更には骨盤内炎症性疾患などに対しても効果が期待できるとされています。

 

また外傷を負った際の感染予防、胃の健康に対しての大きな支障となり得るピロリ菌の除菌に対しても作用を持っています。子供から大人まで、幅広い年齢層に対して処方されることがあるのも特徴のひとつです。副作用に関しては、比較的、出る可能性は低いとされています。ただし下痢や胃の不快感などが出てくる可能性があると指摘されています。また同じ系統であるマクロライド系の薬でアレルギー反応を起こしたことがある人は、クラリスロマイシンによってもそれが引き起こされる可能性があるので注意が必要です。

 

この場合は、必ず医師にその旨を伝えておくことが求められます。更に統合失調症、片頭痛、C型慢性肝炎、不眠症に対して処方される薬の中には、クラリスロマイシンの作用を受けると、その代謝に支障が出てくるものもあります。薬の代謝が滞ると、副作用が出るリスクも大きくなるので、この点においても注意が求められます。

 
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